「めまい持ちはひとりが気楽」と言った舌の根の乾かぬ内に、持病があることで最近益々感じるこの先の不安。
突然、婚活しなくっちゃ！という強迫観念に襲われる。
マッチングアプリ
わたしは古い人間で、出会い系というワードは胡散臭いという印象しかない。
しかし、実生活で異性に出会うほど行動範囲は広くないし、そもそもめまい持ちなので、外出が少ない。
「マッチングアプリで出会いがあった友達がいる」という友人の情報で、珍しくやる気が湧いてきた。
出会い系もカタカナになってアプリと付けば、なんだか印象も違う気がしてくるから不思議。
ヤフーパートナー
☆ネットで調べると中高年の会員数が多いのが、今回入会した「yahooパートナー」。
☆全体の会員数も500万人で圧倒的。
☆女性会員は無料なので、試しにやってみるにはうってつけ。
■入会
●もともとヤフーＩＤを持っていたので、入会は簡単。ヤフーＩＤも郵便番号や生年月日、性別などで確か簡単に作ったはず。
●ニックネーム、居住地、年齢を登録。
●あとはプロフィールとして身長、体型、職業、年収、婚姻歴、子供の有無などの項目がありますが、入力してもしなくても自由。
と、まあ、登録は実に簡単なのですが、つまりいくらでも詐称できるということか。
●のちにマッチングしてやり取りをする上で、相手のメッセージを見るためには年齢認証をしなくては見られないということが判明。
相手のメッセージが読めなければ意味がない。
ためらいつつも目の前のニンジンにつられて、保険証をヤフーパートナーに写メ。
■顔写真
顔をさらす気など微塵もなかったのですが、いざ自分が相手を探し始めたら、そう、先ず会員さんの顔写真を見ます。
写真が語る情報量は多い。
人柄はもちろん、服装や、背景の店や部屋の様子から経済力や趣味まで分かります。（演出もあると思う）
顔写真は自分を分かってもらうためには、選ばれるためには必要だと気付きました。
仕方がない。
●さすがにバッチリは怖いので、顔の一部が隠れるようにグーグルフォトで加工（無料）したものを用意。
●のちに全身が分かるものも必要だと思いたつ。
やや遠めからの写真をやはりグーグルフォトで加工して、うっすらぼやかし、拡大しても顔がはっきりしないように工夫。
結構な熱の入れようです。
●写真を載せると、あっという間に「いいね」が50、60と来ます。
●「いいね」は美人でなくても来る…来た。
女性会員は始めてしばらくの間、かなりの数の「いいね」が来るらしいと、うわさには聞いていましたが、本当でした。
女性会員の方が少ないから？
やはりヤフーパートナー、われわれ中高年にはちょうどいい。
とっくに忘れていたモテ感を味わえます（笑）
ただ、だんだん減るので売り手市場は最初の1か月だと思った方がいいかもしれません。
そしてあくまでモテ感で、本当にモテるのとは違う。そんな不思議なアプリ。
■システム
●登録をすると、相手から「いいね」が送信され、気になった相手に「ありがとう」を返すことでマッチングとなる。
●写真やプロフィールは見放題なので、もちろん自分からも「いいね」を送ることができます。
「いいね」を送るのに数の制限があるようでしたが、女性からは送り放題の期間もあり、足りなくなるなんてこと、女性はまずないでしょう。
男性は有料なので大変ですね。だから「いいね」の重みが男女で差がある気がします。
●マッチングすると、LINEのようにアプリ内でメッセージのやり取りができます。
同時に複数の会員さんとやり取りをしても自由です。
●相手の条件（年収や身長、婚姻歴など）を登録すれば、条件に合った人を毎日のように紹介されます（相手には紹介されたことは分かりません）
●プロフィールを見ると相手には足跡が残るので、ちょっと気になりますが、足跡を確認して「いいね」をくれるかたもいます。
●ヤフーパートナーのなかには色々なグループがあり、
「東京に住んでいる人」「○○が好きな人」「○○卒業した人」「バイクに乗ります」など、同じ趣味の人や気が合いそうな人を探せます。
自分がグループに所属することで自己紹介代わりにもなり便利。
グループ内での交流があるわけではないので、気軽に所属できます。
プロフィールで所属しているグループが一覧でき、なんとなくその人物像が浮かぶ。
●マッチングしてメッセージのやり取りをするなかで、LINEのIDやメアドの交換をすることも可能。
もちろん、そのままアプリ上でのやり取りだけでも大丈夫。
●もうやり取りしたくない人や、何だか怪しいと思うときは「ブロック」をすれば、自分からも相手からも見えなくなり、完全に消えます。消されます。
あまり出会いのない中高年の出会いの場としては、十分なマッチングアプリだと思います。
良い相手に出会えるかどうかは別ですが、マッチングの機会は多かったです。
スマホを使い始めて３年のわたしでも、簡単に操作できるアプリでした。
その後どうなったかは、また後ほど。
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