認知行動療法のアプリ比較してみました

認知行動療法
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現実の受け取り方やものの見方(認知)に働きかけ、こころのストレスを軽くしていく認知行動療法。
わたしも書籍を購入してノートに書いていましたが、わざわざ棚から出して書くのが面倒くさい。
一番書きやすいタイミングは電車の中ですが、ノートを携帯するのには抵抗があるし。
結局、あまり書かなくなってしまいました。
それで認知行動療法のアプリを探してみたら幾つかありましたので、早速試してみました。
ご紹介します。

<認知の歪みをチェックする>:無料

存知なら一番使いやすいと思う

◎:単純で使いやすい
  「認知の歪み」の一覧があるので、考え方のクセを見つけやすい
  保存ができて履歴が残せる

×:認知行動療法についての説明がないので、初めての人にはピンとこない

使い方
⇒不安な事柄(自動思考)を入力して次へ進む
⇒あてはまりそうな10種類の認知の歪みをクリックでチェック
⇒先の自動思考とチェックした認知の歪みが並んで表示されているので、同じ画面上に別の考え方(適応思考)を入力

※保存すると、履歴から日付と自動思考・適応思考・チェックした認知の歪みがひとつの画面上に並ぶので見やすいです
 毎日のように書くならこれがおススメ

注)「認知の歪み」とは非合理的な情報処理や論理的誤謬のことで、認知行動療法で自分の考え方(自動思考)のクセに気づき、適応的思考(現実的で柔軟な考え方)に変えてみます。

<Happify>:アプリ内に課金

アクティビティやゲームで気持ちをアップ。健康に関する情報も満載

◎:遊び感覚で楽しく飽きない
  定期利用ユーザーの86%が2か月で幸福度の改善を体験したらしい
  無料でも結構使える
  コミュニティモードにするとメンバー同士で、いいね、やコメントが付けられて励みになる

×:登録制
  アクティビティは単純なのだが、全体の流れが複雑で理解しにくい
  エラーがたまに出る
  重い

使い方
⇒始めに簡単な幾つかの質問に答えて、性別やおおよその年齢、持病があるか等を入力
⇒メアド(後でメールが来ていた)やユーザー名、パスワードを登録
⇒プライベートモード(非公開)かコミュニティモード(他のメンバーさんから励ましの言葉やフィードバックがもらえる)を選択
後で変更出来ます
⇒おすすめのトラック(課題みたいなこと)や、やってみたいトラックを選ぶ
 1日数分のアクティビティを実行していくことで、「感謝」「熱意」「共感」などといった数値化された6つのスキルが上昇していく

※●ネガティブなワードにボールをぶつけて破壊するゲーム、ポジティブなワードだけを打つと点が付くゲームは中々楽しい。
 ●自分の強みが分かる「VIA‐IS」の簡易版のような診断テストができます
 ●自分で変えていくというよりは、こういったアクティビティを続けることでいつの間にか考え方や気持ちが変わっているという感じ。

<こころのスキルアップ・トレーニング>:アプリ内に課金

精神科医が監修している、ザ・認知行動療法

◎:認知行動療法のおおよその進め方が理解できるので初心者にもおススメ

×:履歴を1つ以上残したければ有料アップデートが必要
  少し慣れてくると過程が多くて入力するのが面倒になる
  アプリのアイコンがちょっとダサい(笑)

使い方
⇒7過程と5過程の2種類のコラムというのがあり、どちらか選んで以下を入力
⇒「状況」そのときの状況
⇒「気分」そのときの気分や感情
⇒「自動思考」そのとき瞬間的に浮かんだ考え、イメージ
⇒「根拠」自動思考を裏付ける事実
⇒「反証」自動思考と矛盾する事実
⇒「適応的思考」バランスの良い別の考え方
⇒「いまの気分」考えを変えた時のこころの変化
5過程ならば状況⇒自動思考⇒適応的思考⇒気分の変化⇒今後の課題、を入力していく

※無料だと1件分しか履歴が残せないのでアンインストールしてしまった

ノートの時は「認知の歪み」=「推論の誤り」の一覧が別の頁にあり、ペラペラめくりながらだったので、ちょっと大変でした。
いつも持ち歩いているスマホで気軽に出来るのはラク。これなら続けられます。

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