病院も受診した。すぐに治療すべき脳の病気などはない。が、やはりめまいは起こる。
医師に言われたように「耳石を出す体操」(後に記述)「めまいリハビリ」(後に記述)だってやってきた。
それでも起こるときには起こるし、つらい時はつらい。
立っているのもツライめまいが起きてしまったら
「あ、めまい」となったら、もうこれはじっとするしかない。
なんだと思われそうですが、立っていられないようなときは、まずは身の安全確保です。
倒れて頭をぶつけたり骨折しては大変ですので、注意してベッドやソファへ。
事前にベッドの脇に常備
ふらふらと歩き回る危険は冒せないので、
ベッドの脇にペットボトルの水と、めまい止めの薬(メリスロン錠)をわたしはいつも置いてあります。
座り込む前に薬を飲んでおけば、少しでも早く楽になれる可能性が上がるからです。
わたしの場合はダメでしたが、耳石の浮遊でめまいを起こす人のなかには、横になった方が楽な場合もあるそうですね。
ベッドにはクッションや枕が幾つか転がしてあります。
もうひとつ、ベッドの上にはいつもクッションや枕が置いてあります。
これはめまいを起こして座り込むときに、ベッドの背もたれ(ヘッドボードというそうです)にそのクッションや枕を幾つか置き、寄りかかって背中、頭を固定するためです。
頭を固定するとすごく楽なのです。
その際、使うクッションや枕はお好みにもよりますが、柔らかいものより少し固めの方が固定される気がします。
部屋は少し暗いくらいがいい
家族に部屋の灯りを調整してもらって、少し暗いくらいにしてもらうと楽でした。
あまり暗いと方向感覚がおかしくなって気持ち悪さが増します。
いまは一人暮らしなので、少し動けるようになってからの話ですが。
じっとしていれば
対策といっても、なかなかのめまいが起きているときに出来ることなど限られています。
とにかくじっとしていることしか出来ないし、時間が経てば、とりあえず少し楽になってきます。
不安や恐怖のなか、じっとしているのもツライですね。
手が少し動かせるなら、めまいに効くといわれているツボを押しています。
耳たぶの裏側の陥凹部にある翳風(えいふう)というツボを左右同時にゆっくりと。
こうしていると、気も紛れるし。
じっとできる環境
先ほどのクッションもそうですが、2,3時間、酷ければ4時間以上立てないときもありますから、めまいが過ぎ去ったときに、腰やお尻が痛いことに気づきます。
じっとできる環境を作っておくと、いざという時に少し楽で少し安心です。
浮動性、動揺性のめまいのときは、動いた方が良いとお医者さまはおっしゃっています。
が、それは転倒の危険のない程度のときであり、動くと吐きそうなときも無理です。
長年めまいと付き合って、その程度というものが分かってきた気がします。
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