めまい外来の検査と感想

めまいでいく病院
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大学病院のめまい外来

わたしが受診しためまい外来、元々は大学病院の耳鼻咽喉科でした。
通院している間にめまいだけがそこから独立して、めまい外来が開設されたのです。
それだけめまいの患者さんが多いのでしょうね。

耳鼻咽喉科は耳・鼻、咽頭の病気にアレルギー、いびきまで診ていますし、めまいは耳からのみで起こるわけではない症状なので、耳鼻咽喉科だけでは手に余るのではないかと、わたしは思います。と、耳鼻科トラウマがそう言わせています(^^;


昭和大学藤が丘病院、聖マリアンナ医科大、東京医科歯科大学、北里東大学病院など、今は大抵の大学病院・大きな総合病院に開設されているようです。
大学病院では様々な検査が受けられます。

視運動性眼振検査

遊園地のアトラクションみたいな大きな筒の中に座り、筒が回ります。筒に引いてある白い縦線をひたすら目で見る検査でした。

重心動揺検査

台の上に立って目を開けている状態、閉じている状態で体重心の揺らぎを測るものだそうです

他にも、顔や頭に色々装置を付けて体を動かしたり、何種類あったか覚えていないくらい、たくさんの検査をしてくれます。検査はイヤですが、原因が分かる可能性がアップしますものね。

再診時の簡単な検査

注視眼振検査(先生の指を目で追う)や、フレンツェル眼鏡というものを掛けて、頭を左右上下に傾けた時の眼の揺れを見る検査、聴力検査、足踏み検査(その場で目を閉じて20歩くらい足踏み)を再診時に毎回行います。
初診の後の検査と違ってこれらの検査はすぐに済む簡単な検査、そんなに時間も掛かりません。

めまいに特化

当時のわたしは、ふらつきや、寝返り時にグラっとするなどの症状があり、それだけをお伝えしたので(ほら、あまり症状を羅列すると先生に嫌がられそうだし)、
たぶん良性発作性頭位めまい症の診断だったと思います。
予防でも書いためまいのリハビリ体操を紹介してくださったのも、このめまい外来でした。
あとはストレスでめまいが起きることがあるそうで、ストレスを避けたり、うまく発散するようにと指導されます。

耳鼻科からめまい外来に変わり、先生がめまいに関して色々話を聞いてくださる時間が増えたように思います。
それで前に長い回転性のめまいが何度かあったことをお話しする機会があり、メニエール病で処方されるイソバイドが処方されるようになりました。
イソバイドはシロップなのですが、シロップという言葉からはおおよそ遠く、不味い。
持って帰るのも重くて大変です。
あとは、先生の独自研究なのでしょうか、水をたくさん飲むように指導されました。
わたしには、これがとても効果があったようです。
ただし、心臓や腎臓に持病があるかた、また他に副作用も考えられるので、水分の摂取は必ず主治医に相談してください。

最新の情報が

こういっためまい専門の外来、めまいの患者さんのみが大勢みえるので、データが豊富なのではないでしょうか。
患者さんに指導したものの内、何が効果あったか、最新の情報を入手しやすいです。
「これで効果が出ている人が結構いるんだよね」なんて先生から聞くと、何だか光が差し込みます☆彡

唯一の難

大学病院あるある。そう、待ち時間が長めです。
病院にもよるのでしょうが、予約のある再診なら、まあまあ短めにもなりますが、
ツラくて行く初診の時に待ち時間が長いのは本当にシンドイ。
結局、乗り物酔いの薬を飲んでなんとか凌ぎつつ、受診してしまうことに(ソレはわたしです)
正しく検査ができなくなってしまうかもですが、仕方がない。
あまりに症状がひどくなり、予約外で行ったときはエチケット袋片手に長い時間待ちましたが、
あれ本当になんとかならないものですかね。臨機応変と公平の狭間。


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