春、引っ越しのシーズンですね。
これから一人暮らしを始めるかたもいらっしゃると思います。
かつて、わたしが引っ越すときにあげていた1番の条件は、お風呂とトイレが別であること。
でも、地域にもよるのでしょうが、お風呂とトイレが一緒かどうかで、当時家賃に1~2万円の差がありました。
■ユニットバスとセパレートタイプ
●セパレートタイプ:お風呂とトイレが別
●ユニットバス(組み合わせ式バスルーム)
2点ユニット:お風呂と洗面台が一緒
3点ユニット:お風呂と洗面台とトイレが一緒
ユニットバスは絶対ムリ、と思っていましたが、いやいや、住めば都。です。
■ユニットバスの利点
家賃が安い。洗い場がない分、掃除がラク。
■ユニットバスの欠点
湿気。湿気がこもりやすいので、換気扇はしょっちゅう回しています。
乾いた布でまめに拭くようにしていれば、綺麗を保てるようですよ。(らしい)
そして、もう一つの欠点が、浴槽にお湯を溜めると体を洗う洗い場がないこと。
そうなんです!最初は悩みました。トイレの便器の上に座って体を洗うの?
湯船に浸かりたい
夏はシャワーだけでもいいのですが、冬はどうしても湯船に浸かりたい。
ユニットバスで湯船に浸かるには、大きく分けて2パターン。
①まず浴槽にお湯を溜めて温まったあとに、お湯を抜いて髪・体を洗う
②髪・体をシャワーで洗ってから、最後にお湯を浴槽に溜めて入る
各々、人によって細かいバリエーションの違いはあるようです。
■最初にお湯を溜めて浸かりたい
①まずお湯を溜め(入浴剤はここで)湯船を堪能する(湯量が多いと後に溢れます)
②湯船のお湯はそのまま。湯船で髪を濡らしシャンプーをする。
③シャワーのお湯でシャンプーの泡を流す。シャワーは止めてトリートメントをつける。
④そのまま、からだも洗う(湯船は泡泡)
★湯船が名残惜しいわたしは、ここで一息入れる
⑤浴槽のお湯を抜きながら、シャワーで髪のトリートメント・洗顔・体を洗い流す。
ユニットバスが玄関のそばにあると、冬は結構寒いので、早く湯船に浸かりたい。
わたしは一瞬も寒い思いをしたくないので、これがベスト。
泡が残った状態で立ち上がると滑るので気をつけてください。洗い流してからにしましょう。
お風呂から出たらすぐ、浴槽にシャワーで水を掛けておくと掃除がラクに。
※「泡泡の湯船になんか居られない」というかたは、
①のあとに潔くお湯を抜き、髪や体を洗います。
■湯船は最後に浸かりたい
①先に髪だけ洗ってトリートメントしている間に浴槽にお湯を溜める。その間、寒いのでシャワーを出しておく。
①“先に髪と体を洗ってから、浴槽にお湯を溜める。
おおまかな流れですが、細かいところはもう其々ですね。
※わたしも初期には、全部洗ってからお湯を溜めるようにしていましたが、せっかちなので、お湯が溜まるのをユニットバスで待っていられない。
※追い焚き機能がついていなかったので、1回1人が入っただけのお湯を捨てるのがもったいなかった。
(洗濯に使うなどという発想はなかった。いや、洗濯機がなかった)
で、最初に湯船を堪能する方法に変わっていきました。
■シャワーカーテン
3点式のユニットバスはトイレが浴槽のすぐそばにあるため、シャワーを使うとお湯がトイレ側に飛び散ってしまいます。
なので、シャワーカーテンが必要。
最初はしっかりしたシャワーカーテンを付けていましたが、
カーテンをして湯船に入ると圧迫感があるし、掃除を怠るとすぐにカビがついてしまう。
それで、いまは100円ショップのシャワーカーテンにしています。
まめに取り換えられるし、薄いので圧迫感もありません。
シャワーカーテンは浴槽の内側に入れて使いますが、お湯を溜めると裾が浮いてしまいます。
カーテンの裾を少し切って調節しましょう。
使用後、シャワーカーテンの上の方の水が切れたら、カーテンレール(うちはつっぱり棒だが)に少したくし上げて、裾の方もよく乾くようにするとカビの繁殖が随分抑えられますよ。
■サンダル
トイレにはマットとスリッパが定番ですが、ユニットバスには不向き。
マットはすぐにカビるので不要。
どうしても何か敷きたい場合は、スノコがいいかもしれません。
スリッパも布製は×。わたしはビニールかゴムのサンダルです。
100円ショップのモノ、雑貨屋さんのベランダ用のサンダル、クロックスでもいいですね。
最初は抵抗があったユニットバスですが、大丈夫慣れます。
そして、たまにスーパー銭湯の大きなお風呂に入ると、驚くほど簡単に幸せになれます。
また、ユニットバス内で慌てたり張りきったりするとからだをぶつけますので、落ち着いてゆったり優雅にお過ごしください。

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