下肢静脈瘤とは
静脈にある逆流防止弁がこわれ、血管がボコボコと浮き出た状態
下肢静脈瘤の初期段階
血管がわずかに浮き出る程度
20代で立ち仕事をしていたせいか、三十路に入る頃にはふくらはぎの青い血管が気になり始め。その後、少しだが血管が浮き出てきた。
母も下肢静脈瘤の持ち主で、とうに初期段階を過ぎ、血管がボコボコと瘤のように浮き出ている。
このままでは、母のようになってしまう!
その頃から下肢静脈瘤を予防すべく、いろいろ試してきました。
下肢静脈瘤の原因
●立ちっぱなしの状態が続く
●妊娠・出産などによる腹圧の低下
腹圧の上昇で骨盤内の静脈の血流が滞り、その影響で下肢静脈の血流も滞り弁が壊れる
などが原因で下肢静脈瘤ができます。
足の静脈は、重力に逆らって血液を下から上へ送っていますが、
静脈の内膜であり血液が逆流するのを防いでいる弁、とても薄くて壊れやすいのです。
下肢静脈瘤の治療
病院へ行くと、
●保存的治療法:弾性ストッキングの着用や生活習慣の改善
●硬化治療:静脈瘤に硬化剤を注射
●手術:ストリッピング手術(静脈瘤を切除)静脈結紮術(静脈を縛って逆流を止める)血管内焼灼術(レーザーで焼いて閉塞)など
下肢静脈瘤が進行すると
むくみや、だるさ、こむら返りを起こし、さらに重症化すると痛みを伴うようになる。
皮膚潰瘍や血栓性静脈炎を発症することもあるそうです。
女性は、瘤のように浮き出た静脈の見ためも気になりますよね。
弾性ストッキング。市販で手に入れましたが、脱ぎ着が大変でタンスの肥やしに(;^_^A
下肢静脈瘤の予防
●運動:ふくらはぎ・足首を動かす
●足を高くする:寝るときにクッションなどを置いて足を高くするといいそうです。
わたしは眠れなくて挫折しました。
●マッサージ:座った状態でふくらはぎを両手で心臓の方へ優しくマッサージ
手をつかったマッサージがよく紹介されていたので、わたしも試しました。
如何せん、手が疲れて肩がこって首がはって、クラクラしてきて続きませんでした。
★おススメマッサージ★
そんなわたしが続けられたマッサージがコレ↓
実はヨガのレッスンで「リンパを流す・内臓の働きを良くする」マッサージとして習ったのですが、続けていたら、足の静脈もそれ以上浮き出ることがなくなり、一石三鳥。
①仰向けの状態で膝を立てる
②そのまま右足の膝の上に左足のふくらはぎをのせて、膝の上で擦ってマッサージ
③こんどは左足の膝の上に右足のふくらはぎをのせて、膝の上で擦ってマッサージ

お見苦しくてスミマセン
手の代わりに膝を使ってマッサージです。足の重みで加圧します。
これなら肩が凝ることもなく、楽にマッサージできます。
あまり強く擦らないでくださいね。
回数・力加減は、様子を見ながらお試しください。
わたしは幸い初期段階で始めたので、このくらいのマッサージを習慣にすることで、ボコボコにならずに済んでいます。
血管がかなり浮き出ている、足がだるくなる、などの症状が出ているようなら、 重症化するまえに、早めの受診をおすすめします。
コメント