2、3年前までは、1日に1回はつまずいていた。
それは、よく年配のかたが言っていた
「何もないのにつまずくのよねぇ」だ。
わずか0、5ミリくらいの段差でも、思ったほど足が上がっていないのか、つまずく。
肉眼では何もない平らなところなのに、つまずく。
つまずくくらいなら、少し恥ずかしいで済むが、
このままでは、そのうち転ぶようになってしまう。
つまずきやすい原因
●変形性股関節症
大腿骨と骨盤の間の軟骨が擦り減り、痛みを発症させる。足がまっすぐに伸びなくなるので、からだのバランスを崩し、つまずきやすくなる。
●脳血管障害
一般的には脳卒中といわれています。急につまずきやすくなった場合は、脳血管障害の予兆の可能性もある。
●外反母趾
拇指が付け根で外側に曲がっている状態。からだのバランスがとりにくく、足の指や足の裏などが動かしにくくなる。
他にも、つまずきやすい原因が何らかの病気である場合がある。
しばらく様子をみていたわたしですが、
急につまずきやすくなったわけでもないし、どうやら、そういった病気ではなさそうでした。
簡単に言ってしまえば、老化ですね。
加齢による筋力の衰えはまず足から始まる
全身の筋肉の70%は下半身にあるので、筋肉の衰えは足から始まるのです。
●太ももの筋肉の減少:膝を上げる力が弱くなる
●ふくらはぎの筋肉の減少:ふくらはぎを動かさないと血液が滞り歩きづらくなる
●背筋の減少:背筋が減少し、猫背になると重心が前に傾くため、足が上げにくくなる
●つま先を上げる力が低下
改善方法
■ふくらはぎストレッチ
NHKでふくらはぎを柔軟にするストレッチや、つま先を持ち上げる筋肉を鍛えるトレーニングを紹介していました。
簡単にできるトレーニングですが、やってみると筋が伸びているような感じがしてイイ。
でも、めんどくさがりのわたしは3日坊主。
もっと簡単にできることはないか。それが次のストレッチです。
■ヨガの足首回し
「ヨガ 足首回し」で検索すれば幾つか動画でも見られます。
つまずき防止のためのストレッチではないのですが、わたしはこれで改善しました。

①足首を反対側のももの上にのせ
②足首を軽く持って反対側の手の指を足指に絡ませる
③手を使って、ゆっくり足首を回す。反対側にも回す

④手で足裏を押しアキレス腱を伸ばす
⑤手を手前に引いて足の甲を伸ばす
わたしは、主に足の甲を意識してストレッチしています。
これだけなら、お風呂あがりに1分でストレッチでき、毎日の習慣にしてしまえば全く苦にならずに続けられます。
有難いことに、ほとんどつまずかなくなりましたよ。
足の筋肉の衰えによって、つまずきやすくなっているなら、十分効果があると思います。
できるかたは、これに先ほどのふくらはぎストレッチも加えてお試しください。
これから、齢を重ねればどうしても衰えていく筋肉、逆らうのは難しいですが、できるだけ先に延ばしたいです。
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