足の爪、人にもよりますが、だいたい月に1、5ミリくらい伸びるそうです。
意外と伸びませんね。だからなのか、トラブルが起きるとなかなか治らない気がします。
■巻き爪とは
爪の端が内側に巻き込んだ状態。
厚みが出たり、両端の巻いている部分に痛みや炎症を起こすこともある。主に足の爪。
●陥入爪:爪が肉に深く食い込んだ状態
●弯曲爪:内側に巻いた爪
わたしは足の親指、人差し指が陥入爪(かんにゅうそう)中指は弯曲してややC形になっていました。
■巻き爪の原因
●爪の切り方
深爪にすると爪の先の皮膚が盛り上がって爪がまっすぐ伸びなくなる。
●外反母趾
足の形に合わない靴を履くなどが原因で、親指が付け根から外側に曲がり、くの字に変形することがあるが、指が傾いた状態で地面を踏んでいるので、爪に偏った力が加わる。
●足の指に力が掛かっていない状態が続いている
爪はもともと丸まっていく性質があるが、外部から爪を広げる力が加わることでバランスを取っている。
寝たきりの状態や、あまり歩かない生活だと指に力が加わらない状態が長く続き、爪が丸まってしまう。
わたしは足の指が長くて、パンプスだと靴のなかでいびつな状態に。
なるべく先の丸い低い靴を選んでいましたが、それでも指が窮屈でした。
更にいつも爪を短めに切っていたので、それが原因かも。
あまり人の足の爪を見ることもないし、てっきり短めに切るものだと思っていた。
巻き爪のケア
■爪を正しく切る
爪は短く切らないで少し伸ばす。
爪の先は平らにカットし、角はほんの少しだけ切る。
女性にはお馴染みのスクエアカットですね。
スクエアカットがしやすい直線刃や刃先がコンパクトな巻き爪専用の爪切りもあります。
■足に合った靴
先の尖ったパンプス、きつい靴、緩すぎる靴は履かないようにする。
■適度な歩行運動
足の指に適度な力が掛かるように歩く。
■医療機関
●腫れや出血、炎症を起こしているときは自分で治そうとしないで、すぐに医療機関へ。
●巻き爪は、皮膚科、形成外科、整形外科でも扱っているところがありました。あとは、巻き爪専門の施設もあります。
●症状や施設によっては自由診療なことも。
■セルフケア
●テーピング:巻き爪専用のテープ。足の指や爪の周辺にテープを貼る。
●ワイヤー:形状記憶ワイヤーの反発力で爪を矯正。
●ガードクッション:巻き爪部分にクッション糸を挟むことで食い込みをやわらげる。
痛みから解放
軽度のわたしは、歩いている時の痛みを何とかしたくて、巻き爪専用のテープとクッション糸を使っていました。
●テープも痛みを和らげるのには良かったです。が、よく歩くもので夕方には取れていました。

●クッション糸:装着用の器具がついていて、それに糸をつけて使用するのですが、なんせ不器用で老眼が始まっているもので、うまく使えない。それで、手で装着していました。
最初は装着器具と太糸・細糸をセットで購入しましたが、
わたしの爪には細糸がちょうどいい。
その後、細糸だけを別に購入。(もう使い切ってしまい、写真は太糸です)
装着して爪からはみ出た糸は切って使用します。
わたしは軽度なためかすぐに抜けちゃうので、糸を長めに切ってサージカルテープや絆創膏で押さえていました。
あくまで痛みを和らげるための糸ですが、
それで痛みを和らげつつ、角を落とさないように爪を伸ばしていたので、いまは糸も必要なくなり、巻き爪の痛みからも解放されています。
巻き爪はこりごり。最近は、ほぼほぼスニーカーです。(ラクだし)
街で見かけるお嬢さんたちのパンプスが少し眩しいけれど・・・もう戻れない。
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