原因不明の歯痛②

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のどかなお正月の2日にわたしを襲った歯の激痛、歯科医院2件受診するも原因は分からず
痛みから救われるためには、もう神経を取るしかないらしい。でも、原因も分からず歯を殺すのは納得できない。もう1件だけ歯科医院に行ってみよう。

第四段階

人気の歯科医院

ネットでも予約が取れ、初診予約時に限りメールでも対応してくれる人気の歯科医院
さすがに当日というわけにはいきませんでしたが、あくる日、無理くり入れてくれました。
そして人気があるのには、やはりちゃんと理由があるのです。

ナイス判断

「熱い物で痛むのは、ちょっと…(汗)」と、眉間に皺。
そうでしょ?そうでしょ?
歯の付け根の辺りがうっすらピンク色になっているようだな」と一通り目視。
次にレントゲンを撮ったところ、顎のなかというか歯の根っこの先辺りが、言われてみれば、なんとなくモヤモヤと映っている
「このモヤモヤがとても気になるので、料金は別に掛かってしまいますが、CTも撮影してよろしいで・・・」「お願いします!ぜひぜひお願いします!」
撮影された画像を見てビックリ!わたしの顔の下半分くらいの骨や歯が、皮膚から透けてみえるように、とても鮮明に、リアルに映っている。
「これがわたしか…そしてこの●は」

3D-CT

後で調べたら、そういう名前の撮影らしい。
このCT、口腔内を立体的に、また輪切り状態でも見ることができます。
そして、これのおかげで、わたしの歯の痛みの原因がくっきり見えたのです。

大きな黒い穴

レントゲンでモヤモヤ映っていた、下の前歯の根っこの先、つまり顎のなかに大きな●。
「これは?」「あなが空いていますね」「アナ?!」
つまり、こういうことです。
歯の根っこの先の辺りで炎症を起こし(炎症の原因は、例えば顎を強打したとか、どこからか菌が入ったとか)膿が溜まって歯の根っこの周辺の骨を溶かし、穴があいてしまった。
膿で、今回痛んだ歯は壊死しかけているところ、その隣りの歯に至っては既に壊死していたそうです。
ひとりは黙って死に、ひとりは悲鳴をあげているところでした。
こうなったら、もう納得です。一刻も早く痛みとさよならしたい。
もう麻酔の注射なんて屁の河童。とても残念ですが2本の歯の神経を取りました

2年前からの妙な痛みは

穴は歯の大きさと比較すると黒豆くらいでしょうか。
顎の骨が溶けるには、月日というより年月が掛かります。・・・あ!2年前からの妙な痛み!!炎症を起こし膿が出て骨を溶かし歯の神経を壊死させていた痛み、じわじわ。

サードオピニオン?三度目の正直

せっかくからだが痛いってサインを送っていたのに。
もう少し早く、別の歯科医院に行っていれば。この歯科医院にたどり着いていれば、歯を2本も死なせなくて済んだかもしれない。
既に2件の歯科医院に行っていたわけで、セカンドオピニオンはしていたのに、それでも足りなかった。

なぜ原因不明とされたのか

第一段階でレントゲンを撮っても、まず分からなかったかもしれませんね。
その時は激痛でもなく、妙な痛みとしか言えなかったし、確かに歯に悪いところがなくても疲れで歯が痛む人もいるし、本気で原因を見つけてやろうとしない限り、まず無理だったかもしれない。
でも第三段階の穴あき状態をなぜ見逃したのか?
1件目歯科医院。2年前にレントゲンを撮影したっきりで、妙な痛みを訴えたときも、今回の激痛を聞いても目視しかしなかったから。
2件目歯科医院。もう一度レントゲンは撮影したけど、歯の一部だけの部分撮影だったので、歯の根っこの先の方まで映っていなかったから。
いえ、ちゃんと撮影したとしても、うっすらモヤモヤしているだけのレントゲンでは分からなかったかも。
熱心な良い歯科医さんと、3D-CTという最新設備のおかげですね。

はぁ~ようやく、痛みから解放される!かと、思いきや、実はこのあと、痛み止めの薬なんぞ効きもしない更なる激痛がわたしを襲うのでした。めまい同様、一度付き合うと長く付き合うタイプです。
悶絶の根管治療へ。よろしかったらご覧ください。

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