原因不明の歯痛①

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からだが痛いと訴えていたのに、そのサインを信じ切れなかったがために、歯を2本も死なせてしまった、そんなおはなしです。

第一段階 原因不明の妙な歯痛

それは3年くらい前、この歯とは特定できないが、何だか時おり歯が痛む。
我慢できないほどの痛みではなく、全体的に腫れているかのようなイメージ。
半年くらいは続いていたので、昔お世話になった歯科医院へ行き、レントゲンを撮る。
「特に異常はないようです、歯槽膿漏、歯周病もないし、これといった虫歯もないですし」変ですね。で、様子見となる。
2件目。駅前にあり夜遅くまで診療している歯科医院。予約なしでもすぐに診てくれた。
同様にレントゲンを撮る。「これといった異常はないが、年齢的に歯周病が心配、昔詰めた歯の詰め物も詰め替えた方がよい。そうして様子をみましょう」

第二段階 原因不明のまま妙な歯痛は続く

週1で通院。歯の詰め物を詰め替えたり、歯周病の薬を塗ったりもした。が、特に変化はない。
月1で歯の掃除をしましょうということになるも、変化はない。
歯の掃除のときに「やっぱり、時おり歯が腫れているかのような妙な痛みがあるんですが」と伝えるも、「特に歯茎など腫れている様子はありませんよ。疲れたときに痛みがでるのでは?
そういわれればそうなのかもしれない。医師が異常がないというのだからそうなのだろう。
脳が錯覚しているのだろうか、などと思いつつ、毎月歯の掃除をしに2年間通院した。大ばか者の呑気野郎だ。

第三段階 原因不明の激痛

妙な痛みから2年経ったころの正月2日、温かい食べ物を噛んだ瞬間に下の前歯に激痛っっー!!
あまりのトラウマに何を食べたときだったか、今となっては思い出せない。
以後、温かい、冷たい、歯磨き、風で激痛が起きる。
正月休みが終わるのを必死で待ち、通院していた歯科医院へ。
ぱっと見て「う~ん、上の歯と下の歯が少し当たるのかなぁ」と下の歯を少~し削って、様子をみるようにと…いやいや!この激痛をなめてはいけない。
その足で、2件目の歯科医院に助けを求める。第一段階で最初に診てくれた先生。
下の歯のみ部分撮影だが、こんどはレントゲンを撮ってくれた。が、やはり前回と同様、
原因は分からない。
「それだけ痛いなら、最終的には歯の神経を取るしかないかも」と抗生物質を飲んで様子見。
これはどうあがいても、神経は取るようだと自分でも分かりました。
子供の頃から虫歯が多く、差し歯やブリッジがすでにあります。
近年は歯間ブラシにフロス、洗口液までし、月1で歯科に通院していたのに、こんなことになろうとは。
歯は一度神経を取ると、だんだん脆くなって色も変わる。つまり歯は死んでしまうのです。
うぅ~原因も分からず歯を失うのはいやだ!!!数少ない自分の歯なのに。
よし!三度目の正直、これで原因が分からなければ諦めよう。それでネット検索し、三件めの歯科医院に予約を入れる。
これが大正解でした。原因不明の歯痛は原因不明などではなく、ちゃんと原因があったのです。ただ見つけてもらえなかっただけなのでした。

原因不明の歯痛②へ続きます。

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